2020-11-26 第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
さらに、発射台付きの車両、いわゆるTELについては、確認できておりますこの十一軸、車輪の数ですね、十一軸の車輪は世界で最も多く、北朝鮮製であるといった指摘があると、このように承知をしておるところでございます。 北朝鮮は、米国の核の脅威に対抗する独自の核抑止力が必要と、こういうふうに考えていると。その運搬手段たる弾道ミサイルについても極めて速いスピードで開発を継続的に進めております。
さらに、発射台付きの車両、いわゆるTELについては、確認できておりますこの十一軸、車輪の数ですね、十一軸の車輪は世界で最も多く、北朝鮮製であるといった指摘があると、このように承知をしておるところでございます。 北朝鮮は、米国の核の脅威に対抗する独自の核抑止力が必要と、こういうふうに考えていると。その運搬手段たる弾道ミサイルについても極めて速いスピードで開発を継続的に進めております。
また、この発射台付きの車両、TELですね、あるいは潜水艦を使って発射をする、あるいはミサイルに固体燃料を使用する、そういうことによってこの発射の兆候を把握することを難しくする、奇襲的な攻撃能力を向上しようとしている。
特に、より対処が困難となるロフテッド軌道による攻撃や、事前兆候の察知が困難となる発射台付きの車両、これTELと申しますけれども、こういうもの、あるいは潜水艦発射型の弾道ミサイル、SLBMを用いた攻撃、さらには複数の弾道ミサイルを同時に発射する攻撃、こうしたことなどが懸念をされるようになってきているわけでございます。
また、近年、北朝鮮は、高い機動性あるいは秘匿性を確保するために、発射台付きの車両、これはTELと申しますけれども、こういったものを活用いたしまして、夜間あるいは早朝を含めて任意の地点、そしてタイミングで複数の弾道ミサイルを発射するなど奇襲的な攻撃能力を向上させていると、このように見ております。
この発射方式の多様化といいますと、従来はミサイル発射台に据えていたのを、最近は発射台付きの車両、これTELと言いますけれども、これを活用することで詳細な発射位置、またタイミングなどの発射兆候を事前に探査されにくくするようなことを追求をしていると。
通常の訓練と主張をして正当化をいたしておりますが、北朝鮮がこのような発射訓練を行う意図については、防衛省として断定的にお答えすることはできませんけれども、例えば、北朝鮮が弾道ミサイル性能や信頼性に自信を深めていると見られること、そして、金正恩国防委員会第一委員長は軍の視察において実戦的訓練を行うよう指導をしているということ、そして、詳細な発射位置やタイミングなど発射兆候を探知されにくくするよう、発射台付き
さらに、スカッドあるいはノドンといったような弾道ミサイル、これは発射台付きの車両、すなわちTELに搭載をされて、移動して運用されると考えられますので、その詳細な発射位置に関する個別具体的な兆候を事前に把握するということは極めて困難であると考えております。
このノドンは、発射台付きの車両に搭載されておって移動して運用されるということなので、我々、例えば北朝鮮からミサイルの発射実験が行われるような固定のサイロで発射されるというのではないと理解しています。それ以外に、北朝鮮はテポドン1、2、あるいはムスダンなど各種の弾道ミサイルを開発していますが、全てがまだ成功しているというわけではありません。
ノドンについては、発射台付きの車両に搭載されて移動して運用されると考えておりますので、その数については、我々とすれば、今確実に先生がおっしゃった内容のお話というのは我々も承知をしておりますけれども、今現在でどれだけの数があるというのを正確に把握しているわけではございません。